今月下旬、YS−11が岡山発着のチャーター便として運行します。6月25日から30日までの間に農協観光が企画した屋久島・種子島へのツアーですが、岡山空港としては1992年までの間に鹿児島との便が運行していた時以来のYS−11となります。岡山そして関西地区のファンにとってはうれしいニュースです。
日本エアコミューター(鹿児島県溝辺町)は今月下旬、国産プロペラ旅客機YS11(64席)による岡山空港発着のチャーター便を6日間運航する。高度経済成長の象徴とされたYS11も現在、民間では同社保有の8機のみ。06年までに国内の空から完全引退すると決まっており、岡山の航空ファンの熱い視線を浴びそうだ。【鶴谷真】
YS11によるチャーター便は、農協観光岡山支店(086・225・6630、土日休み)などが企画した、鹿児島県種子島と屋久島へのツアーに用いられる。
6月25〜30日の午前9時半ごろ岡山発、いずれも宇宙センターや鉄砲記念館、紀元杉などを巡る2泊3日で、27日〜7月2日の午後5時ごろ岡山着。両島間もYS11が飛ぶ。
YS11は、戦後7年間にわたり連合国軍総司令部(GHQ)に航空機開発を禁じられた後、政府とメーカーが総力を挙げて製造し62年初飛行。64年東京五輪では沖縄―東京間の聖火空輸の栄誉も担い、73年までに182機が製造された。老朽化に加え、昨年の航空法改正による空中衝突警告装置取り付け義務化もあって、定期便は鹿児島と離島を結ぶ路線などに限られている。
Comments